Friday, January 24, 2014

きんぴら

きんぴらは牛蒡やうどや人参や蓮根などを細長く切って炒めた料理。現代では炒める際に油を用いるが、昔は醤油などで煮詰めるだけのものであったという。語源は坂田金平だとされている。金平は坂田金時、即ち、金太郎の息子である。金平は豪快だが、無邪気な性格で、江戸時代の浄瑠璃では人気のあるキャラクターであった。より詳しいことは不明だが、金平牛蒡を食すと精が出るなどと、この料理の考案者が宣伝したためかもしれない。

きんぴらは料理の他にも、きんぴら娘などの用例があり、「板田金平のような元気な娘」を指した。



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