Tuesday, October 15, 2013

マテ茶

マテ茶はケチュア語 mati から、スペイン語 mate を介して日本語になった。英語では mate は「メイト」になるので、 maté と綴る。

 マテ茶はマテチャノキと呼ばれるヒイラギ科の低木の葉を乾かして茶葉を作る。茶葉は緑のままお湯に浸すこともあれば、あらかじめ焙煎しておいて抽出する黒いお茶もある。焙煎しない茶葉から抽出する飲み方は日本の緑茶の飲み方と同じである一方、乾かした茶葉を焙煎するやり方は中国茶や紅茶の作り方と同じである。南米にコーヒーがもたらされてから焙煎するようになったのか、それ以前から焙煎する飲み方があったのか、そのへんのことは不明である。

 マテ茶を飲むときは小さい瓢箪から作った器にストロー状のものを入れて吸い出す。器もマテという。かつてケチュア人たちは竹や葦からストローを作っていたらしいが、今日では金属製のものを使う。金属のストローはスペイン人の考案によるもので、スペイン語で bombilla という。マテ茶の説明をいろいろと読むと、必ず、カフェイン濃度は高いと書いてある。

 アルゼンチンには ¡Tomá mate! 「マテ茶を飲め (Take maté!)というスペイン語の驚きを示す感嘆の表現がある。「何慌ててるんだ! とりあえず茶でも飲んで落ち着け」といったニュアンスなのだろう。
瓢箪から駒
河豚

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